国際バカロレア(IB)カリキュラム
IBとは国際バカロレア(International Baccalaureate)の略で、国際的な視野と批判的思考力を育む世界共通の教育カリキュラムです。幅広い科目学習と探究活動を重視しています。
国際バカロレア(IB)は、1968年にスイスで設立された国際的な教育プログラムです。現在、世界150カ国以上の5,000校以上で導入されています。
IBは3歳から19歳までの子どもを対象に、以下の4つのプログラムを提供しています:
- PYP(初等教育プログラム):3〜12歳向け。探究型学習を通じて、子どもたちの好奇心と知識を育みます。
- MYP(中等教育プログラム):11〜16歳向け。実社会との関連性を重視した学際的なアプローチで学びます。
- DP(ディプロマプログラム):16〜19歳向け。6つの科目群から科目を選択し、批判的思考力を養います。
- CP(キャリア関連プログラム):16〜19歳向け。学問的な学習とキャリア関連の学習を組み合わせたプログラムです。
IBの最大の特徴は、単なる知識の習得ではなく、批判的思考力、研究スキル、異文化理解など、生涯にわたって役立つスキルの育成を重視している点です。
- 探究に基づいた学習アプローチ
- 批判的思考力の育成
- 国際的な視野の育成
- 6つの教科群と3つのコア要件
- 世界中の大学で認められた資格
- 高度な学術スキルの習得
- 大学での単位認定の可能性